ヴォーカルオーディション開催!受付は終了致しました。
FINAL FANTASYの歴史にあなたの歌声が刻まれる...

UP DATE 09.14 オーディション模様公開
08.01 選考会開始
07,31 オーディション受付終了
楽曲紹介
FINAL FANTASYシリーズにとってプラットフォームをスーパーファミコンに移した第1作目「FINAL FATASY IV」(1991年発売)に収録された楽曲。作曲は植松伸夫氏が担当した。
「愛のテーマ」は、シナリオ冒頭での主人公“セシル”とヒロイン“ローザ”との別れのシーン等に使われた劇中音楽。 その哀愁ただよう旋律で奏でられた楽曲は、植松伸夫氏の真骨頂ともいえる一作であり、現在ではゲームの枠を超えオーケストラコンサートでの演奏や、小学六年生の学校教材に掲載されるなど世代を超えた多くのファンに愛され続けている。 当時はハードのスペックから、“声”を入れるなど到底不可能な事と誰しもが考えていたが、当時からヴォーカル楽曲への展開は視野にあったと作曲した本人は語っている。
今回任天堂DSへの移植にともなうリメイク版制作で、ヴォーカルが加わる事によって「愛のテーマ」は本当の姿を現すことになるのであろう。
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再生には最新の「Windows Media Player(無償)が必要です。
こちらからダウンロードできます。
FF4DS版「愛のテーマ」に息を吹き込むヴォーカリストを熱烈選考!!
選考写真
『ファイナルファンタジーIV』ヴォーカルオーディション
植松伸夫・時田貴司インタビュー
──最終選考を終えられたわけですが、全体を振り返ってみていかがですか?
植松    最初の感想としては、みんな上手いよね。
 
時田    上手いねえ。やっぱり今どきの人はカラオケで鍛えられてるんだろうなあ。
 
植松    それから、正直こんなにたくさんの応募があるとは思ってい なかったです(笑)(注:応募総数は800通近くにも及んだ) 個々のレベルが高いのにも驚きましたね。
──どんな方が応募されてきたのでしょうか?
時田    それこそ脳味噌がとろけるくらいデモテープを聴いたんですけど、見事に個性がバラバラでしたよね。
 
植松    そうそう。それから国籍や年齢などもほんとにさまざまで。 日本全国はもちろんですけど、ロシアとか韓国とか、海外からの応募も結構ありましたよね。 僕が驚いたのは、昔好きだったイギリスの某ロックバンドの元ヴォーカリストが応募してきたこと(笑)。 時ちゃんに「ほらほら」って見せたら、「ふ〜ん」って感じだったけどさ。
 
時田    (笑)
 
植松    いやいや、本当にすごい事なんだぜー!
──10代くらいの若い方だとオリジナル版の『FFIV』をプレイしたことがない人も多いんじゃないですか?
時田    最初は僕らもそう思ってたんですが、10代からそれこそ50代位の方まで、その幅の広さに驚かされました。お母さんが当時オリジナル版をプレイされていて、その娘さんが応募してきた、なんてケースも多々ありましたし。
 
植松    これまでにプレイステーションやゲームボーイアドバンスで何度かリメイクされてきた作品なので、そのたびに新しいファンがついてきたという面もありますよね。逆に言えば、16年という歳月がそれだけ思い入れの強いファンを育んできたというか。
──選考にあたっては、どのような点を重視されたのですか?
植松    やっぱり『FFIV』が好きな人に歌ってもらいたい、という気持ちがいちばん強かったですね。タイアップなどは一切抜きにして、何よりもまず『FFIV』を好きな人同士が集まって、楽しみながらものを作る。そういうことってすごく大切なことじゃないかと僕は思うんです。
──選考時の男性・女性へのこだわりは。
時田    それはまったく意識してなかったですね。とにかくこの人が歌ったらいいものが出来るんじゃないかと単純に考えて選考していました。声質ということでいえば、なるべく歌声を作っていない人がいいな、と思いました。無理に高音を作るのではなく、自分のナチュラルな声で歌っている人が。
──最終選考の決め手になったものはなんだったのですか?
植松    うーん、なんだろうなあ。さっき言った「FFIV」に対する想いを強く感じたという部分も大きいし。 でもやっぱり直感的にビビッときたってことですかね。
 
時田    そうですね。
──これだけたくさん応募が来たなかでも、ビビッとくるものがありましたか?
植松    ありましたよありましたよ。いや、歌の上手さだけでいったら、簡単には優劣付けられないくらいいいなと思った人がいっぱいました。ただ、今回の歌手に決まった方に関して言うと、聴いた瞬間に「おっ、これは」と掴まれるものがありましたね。今からレコーディングが楽しみですもん。
──植松さんが最初に「愛のテーマ」を作曲されたときは、どのようなイメージをお持ちだったのですか?
植松    いつもだいたいそうなんですけれど、まずシナリオを読んで、その上でプレイヤーがどんな気持ちでこのシーンをプレイするのかということを考えて曲を作ります。
──音楽の使い方も重要ですよね。開発側で意識されていたことはどんなことでしょう?
時田    曲そのものというよりも、『FFIV』では、音楽を入れるタイミングにすごく神経を使いましたね。それまでのゲームは、シーンごとに流れる曲が決まっていたのですが、この作品からは、プレイヤーの心情と重ね合わせながら、よりドラマ性を際立たせるために音楽の使い方を工夫するようにしました。
──今回は、どんな感じの曲に仕上がる予定ですか?
植松    シンプルでアナログな感じのアレンジにしたいと思います。音数もできるだけ少なくして。
 
時田    「愛のテーマ」は、もともと主人公セシルとヒロインであるローザのシーンに使われる曲でしょう。 照れずに直球を投げることが大切なんじゃないかと思うんですよね。僕のなかでも「ラブシーンなんて恥ずかしいな」 っていう気持ちが一巡して、そういうものに真正面から向き合えるようになったというか。手を変え品を変えひねったものを 出すんじゃなくて、シンプルな直球勝負で行きたいと思います。
── 今回、時田さんが詞をつけられるわけですが、どのようにして詞のイメージを
膨らませていったのでしょうか?
時田    僕は、オリジナル版ができた当初から、「愛のテーマ」に適当な詞をつけて口ずさんでいたんですよ(笑)。 適当にキャラクターの名前を入れて歌っていただけですけど。ただ、そのイメージがずっと頭にあるせいか、 今回本格的に詞をつけるにあたっても、その時に作った歌詞の"君の名前"というフレーズで始めようという考えは 最初からありました。
──それでは、最後にファンの皆さんに一言ずつメッセージをお願いします。
時田    『FFIV』は、4回目のリメイク作品になるわけですが、イメージを変えすぎずにファンの皆さんの期待を裏切らないで 共有する事のできる新しい作品にしていきたいと思います。期待していてください。
 
植松    オリジナル版から16年が経つわけですが、あのときリアルタイムにプレイした人達と、これから初めてプレイされる人とが 同じ感動を味わえる、そんな作品ができればうれしいですね。
植松伸夫