 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
ワルシャワ 09/10/30
今回は海外でもオケ収録をやって参りました。ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団!自分の中で海外収録するなら東欧かなというのがありました。ワルシャワフィルは日本の作曲家にとても評判がよく、日本のドラマやアニメの音楽もたくさん演奏しています。シマノフスキを得意としているらしく、個人的にも迷いようが無い^^エンジニアもコンダクターも日本人がどういうものを望む傾向にあるかを知っているようで、テキパキと望む方向へどんどんやってくれるのです。オーケストレーションを担当していただいた平野義久さん(ダージュオブケルベロスでもお世話になりました)も「こんなに楽なディレクションはないですね〜」と驚いておられました。ショパンコンクールも行うホールで激しい曲ばかりを収録。休憩時間、コンダクターにすれ違い様に「エキサイティング!」と言われましたが、半分は「激しすぎる!」ということだったようです^^;帰国後、音楽関係者にテイクを聴いてもらうと一様に「…巧い!」との驚嘆の声。想像以上のレコーディングができて大満足でした。
さて、現在はサントラの作業に入っています。かなりのボリュームで曲順決めだけでも大変です。ライナーも書かなければ…!本編が終わってもなかなか休めません^^;
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
工程 09/9/30
ぷふ〜…深夜です。やっとここまで来たという感じです。
FF13の発表から随分経ちましたが、音楽の製作期間はバトルテーマ「閃光」やゲームイベント用曲を除いて、大半がこの一年以内に作ったものです。実稼働からが本当にすごいスケジュールでした。デカいタイトルの上、「これは間に合わん!」と猛烈に焦った末に思いついたのは、マニピと一緒に一曲、形にしてはディレクターチェック…というのをやらず、一ヶ月ほど一人でブースに閉じこもって一気に20〜30曲を同時進行で作るという方法でした。数が揃ったら、まとめてディレクターに渡して一気にチェックしてもらう…というのを3回ほどやりました。20曲くらいのシーケンスをずらーっと並べて、数分から数十分おきに作り、少しでも滞りかけたらすぐに別曲へ…と、どんどんローテーションしていきます。そうするとどの曲も常に新鮮な耳で聴けるので「どこをどうすればよくなるか」が解り、「煮詰まる」ということが少なくなるんですね。またディレクターも沢山の曲を一気に聴く事で、比較したり全体像を掴みながら判断できます(と書いたものの、鳥山さんはどう思っておられたか…^^;)。
それと音楽スタッフと何度もデータ交換しながらブラッシュアップするというのもほとんどやりませんでした。「一度流れが止まる」×「数十曲」というのはこのスケジュールでは致命的なのです(笑)。それに複数人でベーシックから作ろうとすると、効率がいいようではありますが、結局ディレクションに時間と労力がかかってしまいます。方向性を指示したりやりとりするくらいなら、それはリアレンジやオーケストレーションからの話にして、自分でやってしまったほうが気楽なんですね。またすぐ人の意見を気にするタイプなので、一人でコンセプトを決めたほうがグダグダしなくていいですし、周りの目を気にせず結構間抜けな発想でも気楽にデモ作りができる(笑)。もうこれで打込み終了!となったらそれであとはミックスorレコーディングへ、あるいはアレンジ担当者にパスし、グレードアップしてもらうのですが、その間はもう次の曲をやっている…という流れです。
そういえば今回はスランプとか一曲に詰まり続けるみたいなことはほとんどなかったように思います。これは絶対、ゲーム性やシナリオ、映像のおかげですね。これだけ魅力あるゲームだと絵やキャラを見たら、どういう音楽が必要かとても考えやすい!特に楽しかったのが、ムービーやイベントの動きに合わせて曲をシンクロさせて作る作業でした。キャラがこう動いた時にこの楽器を鳴らし転換と同時に転調…とか、ここはこいつとこいつが出てくるから、二人のテーマをかけあわせて…、みたいに考えて作って行くのが最高に面白かった。またディレクターの鳥山さんの選曲技術が本当に天才的で、ここにこの曲をこう使うか!とニヤけまくりです。
ぷふ〜…。とにもかくにもなんとか乗り切ったかな…^^;
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
発表! 09/9/14
ひっそり更新…。一週間に一度って完全にウソつきでした。こんなに手が着かないほど忙しくなるとは…^^;
まだまだやらなければならないことは山ほどありますが、新規に作るものは先月で終わり、創造に一分でも割かなければ!みたいな焦燥感はなくなりました(笑)。
さて、先日8日、ファイナルファンタジーXIIIの制作発表会があり、私も一瞬ですが登壇して参りました。本編で使われる楽曲のオーケストラの演奏も行ったのですが、素晴らしい演奏で登壇前の緊張も吹き飛ぶくらいでした!いざ、登壇となるとガッチガチでしたが(笑)。人前はホントにダメだというのに…^^;それはさておき、その場でもお話しさせていただいたのですが、今回の音楽はかなり挑戦してしまったのではないかと思います。開発当初はプレッシャーとの戦いになるかと思ったのですが、FF13の世界観、ゲーム性があまりに優れていたので、ここはこういう曲だ!とずっと興奮しつづけたまま…気付くともう9月!なんとか乗り越えられそうです。
発売日も発表されたという事で、次回からFFXIIIの音楽制作の現場について書いていきたいと思います!
オケです。
白髪が増えた…。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
Trial Version 09/4/23
最近、趣味とかライフワークとか、この歳になって、しかも仕事もそれなりに忙しくなっているのに、なんだかそういったものが増えて来て毎日がやることがいっぱいな感じです。ふと思ったんですが、「若い頃はこんな夢があったがもう一度やってみたくなった」、「今になって急に興味が湧いてきて趣味に留めておきたくなくなった」、なんて思う事、そんなに少なくはないのではないでしょうか。就職のタイミングで不況だったりする世代というのもありますし、ある一定の若い時期に人生の大まかな計画を決めたり準備しなければならないというのもヘンな感じです。例えば40歳になって、自分の仕事や趣味、経験、出会いを通して、大きなものを得るようになった事で、「俺さぁ、作曲の仕事もできるようになろうと思うんだわ」とかいうことがあっても面白いと思います。もちろん面白いだけでは生きていけませんが、絶対あり得ないという話とも言えない。この可能性がもう少しだけでも広がるような状況があれば、例えばそういう経緯を経た人ならではの音楽が生まれてきたりと、世の中がもう少し明るくなる気もしています。
さて、いよいよFINAL FANTASY XIIIのTrial Versionです。社内で何人かに評判について声をかけてもらい、それで、「あ、そうか」と気付きました。発売日も曲書きでヒーヒー言っておりました^^;がんばります!
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
影響 09/4/10
もしその時、眠かったら、焦っていたら、不安だったら。発想が広げられず、その曲は産まれなかったかもしれない。逆に調子がよかったら、もっといいものが出来たかもしれない。なんて考えることがありますが、一度作った曲をリセットして別のシチュエーションで作ることができないので、ハッキリは言えません。ただその時の心境が何かと制作に影響することはあるのではないかと思います。例えば物凄く腹が立つことがあって、でもその原因にぶつける勇気もなく仕事で気を紛らわせようとしたら、その曲に何か影響したのか破壊力のあるものになった…ということがないことはなかったよなぁと。
そういえば最近でもとても嬉しい出来事があって、それが曲にモロに出て悦に入ったりしてました。かと思うとショッキングな事実をつきつけられ、今度は全然集中できず…えーい今日はもう上がりじゃ!とロクに書けなかったり。それでまた、今度はその事件の辛さや淀みを曲にぶちこんで表現してやろう!とか(辛いわ書けないわでは破滅だと自分に言い聞かせ)。…結構ありますね。そうやって考えると、どの曲も自分一人では生み出す事はできなかったと言えるのではないでしょうか。しかし非常にあぶなっかしいコンポーザーですね…^^;
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
好きな作業 09/3/25
ゲームの作曲作業で昔から好きなのは、戦闘などめまぐるしく状況が変わるシーンのムービーやイベントの曲を、映像を見ながらリアルタイムで合わせるというやつです。FFXの曲「襲撃」がその最初だったと思います。今は映像をmovファイルにすればシーケンサーにひっかかるので楽々ですが、当時はビデオにゲームの映像を録画して、何度も繰り返し再生しながら、シーケンサーを同時に流して当てていかなくてはなりませんでした。(もちろん映像をひっかける機械は存在していましたが、普段あまりやらない作業で自分のブースにそういうものを入れるわけにもいかず…)片手にリモコン、もう片方の手はスペースキー、と、せーのでスタート。何度やってもズレるし、巻き戻しすぎたり。またシーンの後半のあたりをやるときなんかは、秒数を覚えてタイムを合わせてスタートさせたり、本当に苛々するんですが、ピタッと合うととても気持ちがいい。狙い通りにいくと本当に興奮します^^
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
支え 09/3/12
もう3月も半ばかぁ〜!作業終わりに書こうと思うと終バスを気にする時間になって「じゃあまた明日にでも」となり、それでまた二ヶ月も経ってしまいました。しかし自分でも「よく持ってるなあ」と思います。まだ先はあるけれど、気持ちを強く持ち続けていきたいですね。今現在の仕事についての日記はこのように非常に曖昧な表現だらけになりますが、支えてくれる人に心からありがとうと言いたいです。いや、ホントに支えがないと全然ダメですからね^^;よしまた週一定期でラストまで!
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
新年 09/1/16
あけましておめでとうございます。と申しましても、もう2週間も経ってしまいましたが^^; 毎年、年賀状を下さるファンの方がいらっしゃいます。本当に嬉しいですね。この場を借りてお礼申し上げます!
今年は突っ走らなければなりません。途中で転ばないようしっかりと計画を立てて…。本年もよろしくお願いします。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
忘年会 08/12/18
FF13の音楽チームで忘年会!カニをいただきました。いい会でした♪来年ははじけよう!

(左から濱本、河盛、浜渦、鈴木、北川)
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
寒 08/11/10
10月はミニコンサート(ご来場の皆様、ありがとうございました!)やレコーディングなどであっという間に過ぎてしまいました。知らない間に気候が変わっていて、駅まで久々にバスでなく自転車かっとばしたら「さぶっ!」。急勾配の坂を下りきってしまってから後悔。時間もギリギリだったし、そのまま走りましたがやはり失敗でした。こういう時に限って電車は後れるし。帰宅が億劫です^^;
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
本日発売! 08/9/24
「シグマ・ハーモニクス」のサウンドトラックが本日発売となりました。フルバージョン、PV専用曲、未収録曲などおまけ要素たっぷりになっています。よろしくお願いします^^
これでとりあえずシグマの作業はおしまいです。ちょっと名残惜しいですね。サントラのジャケを見てふとマスタリングのときのことを思い出しました。「悲涙」という文字通り悲しい感じの曲がスタジオに流れていて、鈴木光人が「仕事も大詰めというときにやっていた曲」という事でその時の作業風景を思い出してジーンときた…みたいなことを言ってくれたんですが、「そんな風に聴いてくれていたのか」と私もジーンとしていた、という風景です(笑)。この曲はゲーム未収録なので、これは彼への感謝の曲と位置づけたいですね。鈴木君、お疲れさまでした!
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
まもなく 08/9/19
急に忙しくなってサボってました。シグマ、もう懐かしい感じですね。稼働しはじめたのは昨年の初夏あたりからだったでしょうか。11月から2月までは別プロジェクトのPV曲の制作とレコーディング、ウーロン茶物語などがあったのですが、その期間は何故か病気ばっかりしていて結構辛かった覚えがあります。2、3ヶ月くらい手足のあちこちがゲリラ的に腫れ続けたり、初めて蕁麻疹にかかったり、急性の副鼻腔炎になって鼻水が止まらなかったり、他にも食中毒、風邪などなど…。体の抵抗力が弱まっていたんでしょう。不摂生は駄目ですね。しかし何故かこの期間、仕事の調子は良かったんです。「このまま体調不良が続いたらヤバイ…!」と、慌てて集中してやっていたわけです。非常に良くない作業姿勢ですね^^;でも今年度はずっと元気で、また作業の調子もいいようです。あたりまえのことなんですが(笑)。
と、サントラがまもなく発売です♪よろしくお願いします^^
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
>「シグマ・ハーモニクス」サントラ発売決定! 08/8/8
情報解禁です!シグマ・ハーモニクスのサウンドトラックが発売されることになりました^^…ということで、早速マスタリングを済ませて参りました。スクエニからすぐ近く、初台の「KIMKEN STUDIO」で深夜まで作業が続きましたが、鈴木光人と一緒に「すごくバランスよくなりましたね〜」「ぶっとんだCDになったな〜」なんて一日感動(?)してました。今回のサントラはこれまでのものと比べてちょっと異質でして、プロモーションムービー専用曲、フルサイズバージョン曲、ゲーム未使用曲など、サントラだけでしか聴けないものが多数収録されているという、かなりのサービス仕様になっています♪今も聴き直していたんですが、バトル曲が12曲連続で列んでいたり、かなり攻撃的な内容になりました^^;9月24日発売です。よろしくお願いします!
(サイトもまもなく開設!)
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
早いとこ 08/7/11
開発の山を越えるまでここの更新を週一としていたのですが、そのままのペースで続けていけそうです(こんな感じでなら^^;)。で、山を越えたので…少し休みをもらって家の掃除でもしようかと思ってるのですが、その為にも今日中に片付けておくべき作業やメールを早いとこ…(21:30pm)
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
昨日 08/7/4
次の仕事のためにとハードディスク上に散乱している大量のMIDIのスケッチをかき集めてたら、ファイルがひとつ見当たらない。あれは1年以上前のだったか、いや、そんなに古くないはずだと4時間格闘。MIDIは文字検索のようにはいかないので、ある程度は鳴らさないと解りません。ファイルはいつもバージョン毎にすぐに新規ファイルにして保存しているので、なくすことはまずないはずなのに…。最近、ハードディスクが満杯で要らないファイルを消したときにやってしまったか。そういうわけで、終電時間が迫ったため諦めました。4時間もあれば思い出して打ち込めばいいのに、一人ブースで「なんでやねん!」と叫び…と書いたことでよしとする^^;
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
ウェブドラマ配信中 08/6/27
「シグマ・ハーモニクス」の公式サイトにてオリジナルドラマが配信されています!曲もガンガン使われてます^^。こういうウェブドラマとかで自分の曲がかかるところはあまり聴いたことがなかったのですが、プログラムで鳴らないのも新鮮でいいもんですね(笑)。また、同じ曲でも色々なシーンに貼付けられていくと、その曲の新たな側面が見えてきて面白いです。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
… 08/6/20
小さい五線のメモ帳です。頻繁に使う訳ではないですが、なかなか便利です。…写真があると書けると思ったけど広がらない(汗)。

|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
Mitsuto Suzuki 08/6/13
「シグマ・ハーモニクス」で私の片腕となって大活躍してくれた鈴木光人が6月29日にライブ出演します!
i-dep presents "festa do i-dep!!! -market- 2008" 2008.6.29(sun)@恵比寿 LIQUID LOFT(LIQUIDROOM 2F)
Mitsuto Suzuki&IN MY OWN BAND
Mitsuto Suzuki(Syn,Vo) Katsuhiro Chiba(Electronics) Yoske Kakegawa(Guitar) Seiji Toda(Bass)
Live Start 20:00 〜
official http://www.square-enix.co.jp/music/sem/page/dl/mitsuto/
光人ファンは是が非でも♪
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
週一更新が…(汗) 08/6/10
一昨日、「Shake Forward ! 2008」というヒップホップのイベントに行って参りました。出演する「AINU REBELS(アイヌレブルズ)」のメンバーと友人であったことで一曲だけ提供させていただいていて、その初演だったのです(もちろん本業とは関係ありませんので余暇での無償の作品です^^;)。AINU REBELSは関東在住の若いアイヌ民族で構成されているパフォーマンス集団です。最近急に注目を浴び始めていて、この日も取材のカメラ等で舞台も楽屋もごった返していました。私も立ち上げの頃から注目していたのですが、こんな面白い活動に参加できるとは思ってもみませんでした。今回お手伝いさせていただいたのはリーダーのMINAさん作詞の新曲で、全てアイヌ語で5人の女声で一部ハモるという、ちょっと難易度の高い内容です。私も休みの日や仕事帰りに何度か練習の指導をさせていただいていましたが、本番は出来過ぎじゃないかと思えるほどの演奏で、滅茶滅茶感動してしまいました。
普段は絵に貼付けるという作業をしているので、こういうダイレクトな反応は本当に新鮮です。またゲーム開発ではなかなか得られない音楽のノウハウの蓄積にも繋がりますし、さあ明日から気合いを入れてかかるか!と心理的な効果も大で、本業にもいい影響が出るものです(笑)。
最近また、先住民族決議とか先住民族サミットとか、凄いことになってるなあとか先住民でない少数民族はどうなるんかなあとか、色々あったり考えさせられることが多くなってきました。と、考えても無い頭なのでまともな判断はできないのですが、知る行為そのものは悪く無いだろうと、毎日通勤電車の中でもくもくそういった本を読んでいます…完全にオタクですね(笑)。AINU REBELS、かなり面白い存在ですので、是非チェックしてみてください。
「シグマ・ハーモニクス」もいよいよですが、これからさらに忙しくなりそうです!
http://www.ainurebels.com/
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
ひっかかり 08/5/30
先週スクエニ前のバイト作品の話を書きましたが、あの後偶然2曲だけそのStandardMIDIFileを発見しました。確か4曲をPC98のシーケンスソフト「セシリア」で作って、さらに4曲追加発注があって借りていた鍵盤のシーケンサーで…と、色々思い出してきました。見つけたのは後者4曲のうち2曲なのですが、聴いてみるとデキはともかく終止”うねり”まくっていて結構耳に残るというか、「ひっかかる」事をやっていたなぁと。仕事として成立させようと意識しすぎると、どうしても常識やセオリーといったものを外してはいけないと思うようになります。そうなると合格点にはなっていきますが、「ひっかかり」が無くなりやすい。であれば、「ひっかかり」を最初からしっかり成立させてから、そこから合格ラインに照準を移動させて行く感覚で作ると残りやすいのではないかなと。そうやって作る曲はどれも制作中期段階のシーケンスデータがかなり暴力的なので、「このまま出来上がるのか」と不安にもなりますが、出来た時はより手応えがあるものになってますね。なんだか物凄く抽象的な話ですが(笑)。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
スクエニ以前 08/5/23
スクエニに入る前にも曲を書く仕事をしたことがあります。といっても、ほんの一瞬のバイトでした。最初の作品はMacintosh用の画像作成ソフトの使い方ツールCD-ROMのBGM。その次が今はもう無い某ゲーム会社の外注を4曲。イメージだけ伝えられ、何のゲームに使われたかも不明でした(笑)。…と、そのくらいで、あとは全部スクエニですね。
趣味では、高校だったか浪人だったかの頃にゲーム関連の音楽コンテストに出して、優秀賞(最優秀ではない)を貰った事があります。それも数を出してやっと一曲ひっかかったというもので、「曲を展開させていく」ということが出来なくて、まあひどい出来でした。今となっては絶対聴けないですね。
あとは…ひたすらこもって打込みばっかり。人前では浪人のときに自作のピアノ曲を極めて小さなコンサートで弾いたのと、大学時代にやっていたフュージョンバンドでキーボードを担当したくらいでしょうか。当時は半即興みたいな感じで弾いてましたが無茶やったものです。
今でも余暇を利用して趣味で曲を書くことは、極稀ですがあります。娘の通う幼稚園のママさんたちがお別れ会等で演奏する曲のアレンジ譜を書いたり、知り合いがライブでやる曲を作ったり。あ、もちろん全て無償です。近々その知り合いがライブをやるので、楽しみにしてるのですが。
シグマ、とりあえず最後の一曲、終わりました!
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
整然 08/5/16
もう金曜?と、あたふたと書いています。金曜が更新日というわけではないのですが。今朝も一曲、バランス調整が終了…残りは軽いリアレンジ一曲のみ。と、今回は知る人ぞ知るテクノマスター、鈴木光人とコンビを組んでいます。打ち込んだ曲想をほとんど壊す事なく、そこからさらに改良してくれるのですが、これがまたシグマの世界観にガッチリ!
→浜渦ブースと違ってゴミひとつ落ちていない整然とした鈴木ブースと鈴木光人
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
配信中♪ 08/5/9
「シグマ・ハーモニクス」の公式サイトで流れているBGM「時の残滓」の着メロが、ケータイサイト「スクウェア・エニックスメロディ」から配信されています。最近の着メロの精度は高くなってますね。少ない容量で本当によく再現されていると思います。是非ダウンロードしてみて下さい♪
【iモード】 iMenu→メニューリスト→着信メロディ/カラオケ→ゲーム→スクエニメロディi
【EZWeb】 au one→カテゴリ検索→着信メロディ・カラオケボイス→アニメ・ゲーム→スクエニメロディEZ
【SoftBank】 メニューリスト→着うた・着信メロディ→ゲーム・パチンコ→スクエニメロディS
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
G2 08/4/25
最寄りの駅まで歩いて25分くらい、そこから会社まではさらに一時間近く…というところに住んでいます。音楽を作る仕事は特殊かもしれませんが、それ以外は生活も懐もいかにも平均的な30代のサラリーマン、音が出せる家を探すとなると…いや、この距離は十分でしょう。音が出せるということは有難いことです。家は小高い山の上に建っていて、敷地の半分は斜面になっています。その斜面に半分ほど埋まり込んでいる、いわゆる半地下の部屋があるのですが、そこに一台ピアノが置いてあります。妻が実家から持って来た小型のグランドで、昔のヤマハのG2です。その部屋の向かいは小さな谷になっていて、その先はまた山です。窓から見えるのは一本の小道と樹木だけ。音を出しても山は文句を言ってきません。あ、蜘蛛とか百足はしょっちゅうやってきますが(汗)。自分が使う楽器はこのピアノくらいで、打込み環境も皆無なのですが、最近子供らが鍵盤を触るようになってきたので、有り難みがだんだんと増してきました。と、これからの季節が大変です。土に埋まっている部屋は湿気が半端でなく、除湿器をフル回転させなくてはいけません。油断するとびっくりするくらいピアノの調律が狂います…!
さて、「シグマ・ハーモニクス」が発表されましたが、昨日はその楽曲のレコーディングでした。バイオリン一本だけですが、ホントに締まります。あともう一息!
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
無駄話 08/4/17 ちょっとバタバタするとここを書くのをサボってしまい、また考えると更新できないので、ヤマを越えるまで無駄話でも週一で書く。と、決めてやってみます。
私の姓の「浜」の字ですが、ある時までずっと「濱」と書いていました。入社する頃だったか、謄本か何かを確認していたときに、実はこれは間違いで、ウ冠の下が眉に足二本のが本当だということに気付きました。何でそんなことになったのか、大した理由はなかったようなのですが、慣れていた事や正しい方が普通には変換できないこともあって、しばらく放置していました。で、サントラで名前を乗せるときになってハッキリ決めておこうということで「簡単な浜で」ということになったのですが、それ以後も社内用のシャチハタ等は「濱」のままで、稀にそっちの方で公式に名前が出てしまう事もありました。日本には浜渦姓は1500人くらいいるらしいですね。色んな職業の方がいるようで…。
来週またRecがあります。譜面書き、頑張らなくては。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
配信! 08/2/26
今年一発目は告知です。もうまもなく、2月27日に「チョコボの不思議なダンジョン O.S.T」がiTunesStoreにて配信されることになりました。…と、もう2月も終わりですね。今年の抱負を語るには遅すぎますが、作業は結構調子よく進んでいます。最近またバイオリンのレコーディングを行ったのですが、打込みから差し替えて劇的に変わる楽器はやはりバイオリンですね。いやあ、素晴らしい演奏でした。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
スケジュール帳 07/12/17
ちょっと忙しくなってきました。色々平行してやらなければならなくて、あれこれ忘れないようにと、社会人になってから一度も持たなかったスケジュール帳を買ってみました。なかなか便利なんですが、だからといって仕事が早くなるわけではないようで…。先日は久々のレコーディングでした。いつ頃までにデモのOKをもらうか、どんな楽器が必要か、予算はどうか、譜面を書くのにどのくらいの時間がかかりそうか、前倒しで録ってしまうともう尺は変えられないし、普段打込みばかりやってるので、こういう管理には慣れていないのですが、今回は思いのほか滞り無く進みました。スケジュール帳、ちょっと効果があったようです。それならば、随想録のアップ日とかもスケジュールに組み込めばいいんじゃないか?と。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
同期生 07/10/18
先月、大学時代の声楽科の同期生の飲み会がありました。卒業以来、歌の世界からずっと離れていたので、ほとんどの人と十年以上会ってなかったことになりますが、会ってみると皆、大学時代とノリも雰囲気もまったく変わってないので驚きました。考えてみると、皆音楽の道をずっと進み続けているわけで、大学を出ると社会人───というような変化があまりないのかなと。かく言う自分が「はま、一番変わってないよね、見た目も服のセンスも!」と言われましたが(笑)。
自分の学年は優秀なのが多いと聞くのですが、日本最高のコンクールの大賞を取ったり、海外で活躍している人も多数、紅白に出た人なんかもいるんですね。自分は在学中からサボってはMIDIの打ち込みばかりやってましたから、このあたりは大変客観的に感じます(笑)。寮で寝食を共にした田部井氏(後述)にすらいつも「一体いつ歌詞覚えてんだ?」と^^;。
この日の参加者の中には、過去にスクエニの仕事のお手伝いをしていただいた人もいます。今日はそのあたりのお話をしたいと思います。
入社間もない頃は自分が声楽出身ということで、FF7などのコーラスの手配をやったことがありました。ある時、植松さんに「参考になる歌詞か何かないかな?」だったか、どういう注文だったか忘れてしまったのですが、何の参考にするのかよく知らないまま「これなんかどうですか。学生の時にやったんですが」と手元にあったカール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」 のCDを渡したことがありました。それがあの歌(!)に繋がっていったのですが、あのとき別のCDを渡していたら…どんなものになっていたでしょうか。
FF7、FF8ともにコーラスは当時の社内のスタジオで録音されたのですが、録音ブースが狭いこともあり各パート2人ずつで、数回ダビングして分厚くしていく方法をとっていました。そのメンバーの手配を自分が担当したのですが、「アンリミテッド・サガ」や「Feel」などでもギタリストとして参加した田部井とおる、サガフロンティア2でピアノも弾いた原大介、パラサイトイヴでスタジオ用のテストソングを歌った福島真津恵(旧姓、妻です)などなど大学時代の声楽科仲間を中心にお願いしました(自分もバスパートで参加しています)。FF7のムービーでうっすら流れるハイドンのオラトリオ「天地創造」でも原氏が歌っているのですが、これのオケの打込み、マニピュレートも自分が担当していました。
FF10では後にイタリア声楽コンコルソでシエナ大賞に輝き、以後のFFのコンサート等でもコーラスリーダーを努めた馬場崇、また直接の知り合いではなかったのですが「天翔ける翼」や10のヴァルファーレのソロを歌った柏原美緒さんも参加されています。FF11では「ダビングとは言え、8人では広がりに限界が…」ということで、各パート4名ずつでのRecとなりました。自分はと言うとその頃までコーラスにはディレクション等で関わらせていただきましたが、歌うのはFF7だけでそれ以降は辞退しました。周りからは「歌えばいいのに」と言われてはいたのですが、なんとなく訣別したという意識があったのか…よく解らないのですが(笑)。
 写真左から 田部井とおる、海野智美、妻、馬場崇。みんな同期です。
馬場氏と「今度コーラスやるときは同期のメンバー中心でやりたいね」なんて話してました。
ちなみに海野さんが抱っこしてるのがウチの長女ですが、実はこれもまたFFに歌で参加した過去があり、FFACの「Sign」でうっすら歌っています(コーラスネタをかぶせて補強していただいてますが^^)。当時3歳で、福井さんが我が家まで来られてDATで録音したのですが、福井さんとウチの家は近くて、子供同士で遊ばせたりなんかも。
9月は他に、FFXのピアノコレクションで演奏していただいたピアニストの黒田亜樹さんや、お茶の水女子大学附属高等学校で教鞭をとっている先述の原大介氏にも会う機会がありました。皆さんますますご活躍されているようで、自分も負けないように、そしてまた何かお願いできればと思いました。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
Die Wahrheit 07/9/7
随想は半年Vielen Dank一辺倒ですが、仕事の曲も書いていない訳ではありません。何年もシステムを打込みオケ用に改良して来たため、シンセ音源が全然ない状態が続いていました。が、春から数年ぶりにシンセの基本音源のセットを導入、曲作りが劇的に…旧くなりました!いや、良い意味でです。「JV」でやってた時代のようにとりあえず何でも自分のブースで鳴るので、一旦自己完結させてからマニピュレーターに渡す…その濃度(?)が高くなり、自分の色が善くも悪くも強くなる、ということですね。
さて「Vielen Dank」の解説もこれで一応最後になりそうです。思いつくことがあればまた書くかもしれませんが、「Die Wahrheit」について。突然ですが、皆さんはウィルタ民族をご存じでしょうか。日本には様々な民族が住んでいますが、その中でもかなりの少数の民族です。ウィルタは元々はサハリン(樺太)の少数民族のひとつなのでですが、戦前は南樺太は日本の領土であったことで…と、ここから先は長く深い話になっちゃうのでやめておきます^^;ただここ二年ほどでウィルタを知ることがライフワークみたいになってきていて、のめり込むほど「知られなさすぎてる気がしないでもない」と思うわけですね。もちろんこういう民族の問題には様々な意見があって、なにかと賛否が気になって悶々とするものです。しかし特にウィルタはそれ以前の問題の先送りすらできない状況になっているところがあるようで、その見解についての是非も自分で答えを出せないまま…。と、この「葛藤」を表したのが「Die Wahrheit」です。そしてちょっとでも知ってもらうきっかけになればな、と。でも教科書にない歴史なので、調べるとびっくりするようなことも多くて、なかなかドラマチックで興味深いものです。「某大学に貴重な資料発見!」と思ったら母校の資料室だったり、結構いろんなことがありましたが。ただ、Webをも隈無く周りましたがちょっと弱いんですね。そうなるとほとんど文献で調べるしかなく、またその大半が古書で入手困難…(汗)。埒があかん!と、プライベートでそういうページでも作ろうかとさえ思ったり…。
今月は色々人と会う予定があります。過去のFFがらみばかりなのですが、コーラスで歌った人とかピアニストとか…。当時の裏舞台の事など話してきますので、次回はレポートなど。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
解説(後編) 07/8/9
「Feldschlacht V」 原曲の「Feldshlacht」はゲーム中に既に様々なアレンジをしていました。この曲はその8年ぶりのアレンジになるわけですが、基本の展開が「Feldshlacht I〜IV」に相当するということ、「Feldschlacht」の総括的な意味、混乱しやすいドイツ語タイトル曲の中で個人的に覚えやすかったなどの理由で、先にタイトルを決めていました。いや、単純に「V!」と言ってみたかっただけかな(笑)。そしてアレンジするにあたって少し迷ったのが「バトルっぽくするのか」という問題でした。一聴するとテンポ感のあるバトルではあるものの、この原曲の持ち味は旋律を飛躍させずにうねりのあるコードで内面から押し出すような…というところだと自分は考えていました。旋律を譜面に書き起こすとお分かりいただけると思いますが、第一の旋律と第二の旋律のいずれも、一番高い音が主音から五度上までしかありません。この曲を解りやすいイ短調として考えると(色々な調のアレンジがあるので)、「ラーソラシドーレミー…」「ミーレドシードーレーソーラーソファミー…」と、主音の「ラ」からわずか五つ上の「ミ」より上へ全く行かない構造になっています。それだけ飛躍感を抑えた旋律なんですが、今思うと自分にとって初めてのエンカウントバトル曲なのによくそんなヤバイことを考えてたよなぁと(汗)。原曲のそういう特性と弦楽カルテット&ピアノが合うアレンジ…と考えると、白玉で全面にべったりとやった方が、特に半音で流れる展開など本来の意図が前に出るんじゃないか、またアルバムをまったりしたものにする意図もあり、このようなアレンジになったというわけです。
余談ですが、かつて「Feldshlacht IV」のリテイク版(内蔵音源でないもの)を「SF2」におまけ的に入れようという構想がありました。あまりにアルバムの雰囲気とかけ離れているということで断念したものですが、次回チャンスがあればオール生の編成でやってみたいですね。
「Jenseits der Finsternis」 この原曲「深淵の果てに」は自分のFFX作品の中で最も完成度が高いと感じていたもので、途中の妙にメジャーになったりする等の気怠さがとても気に入ってます。原曲ではスネアが重要な位置にいるのですが、それを除いたアレンジの構想がなかなかまとまらず苦労しました。
「Vergessene Tränen」 原曲が打込みピアノだったので、生が聴きたくてアレンジしました。実はなかなか劇的なレコーディング現場でして、ピアニストの遠藤さんに原曲のゲームのシーンの説明をしてから弾いてもらったんですが、「シーンを想像しながら弾いてたら泣きそうになった^^;」と仰ってました。
「Splitter von Traurigkeit」 ボツにしかけた曲ですが、曲順を考えてると「Vergessene Tränen」のエンディングと調が同じなので、そのまま一曲として「FFDC」の世界観が作れるかなと、ギリギリのところで採用しました。最終的にはアルバムの流れとして終盤の疲労感に追い打ちをかける感じでよかったと思います(笑)。
「Aufsteigende Flügel」 実はこれもボツにしかかっていたんですが、娘の希望でちょっと作ってたら意外に巧くいったので採用しました。
さて、最後に昨年末から1月にかけて何十回と更新していた曲リストから、収録に漏れた曲を紹介します。あまり意味はないですが…。
・・・途中まで作ってやめた、あるいはほぼ完成していた曲・・・ SaGa Frontier 2=Praludium(五重奏) SaGa Frontier 2=Nationaltanz(五重奏) SaGa Frontier 2=Nachtigall(六重奏) SaGa Frontier 2=Zauberkraft(Pf) SaGa Frontier 2=Zaubermärchen(Pf) SaGa Frontier 2=Elfenköniginリアレンジ(Pf) FINAL FANTASY X=襲撃リアレンジ(Pf) UNLIMITED SaGa=ルビィのテーマ(Pf) UNLIMITED SaGa=キャッシュのテーマ(五重奏) UNLIMITED SaGa=閑話休題(五重奏) 武蔵伝2=Aqua Memory(Pf+Fl+弦2本?) 武蔵伝2=Mystical Princess(Pf) FF7DC=Ninja Girl of Wutai(Pf) FF7DC=LucreciaCrescent(五重奏) FF7DC=Lucrecia Crescent(Pf) FF7DC=Hope of the Future(Pf) ?=?(Pf)
・・・その他実験した候補曲・・・ チョコボの不思議なダンジョン=君をさがして(Pf) チョコボの不思議なダンジョン=未知の空間(Pf) チョコボの不思議なダンジョン=神の使い(Pf) チョコボの不思議なダンジョン=休まない翼(Pf) チョコボの不思議なダンジョン=水のささやき(Pf) SaGa Frontier 2=Schlachtenlenker(Pf) SaGa Frontier 2=Zauberkraft(五重奏) SaGa Frontier 2=Roman(五重奏) SaGa Frontier 2=Nationaltanz(Pf) SaGa Frontier 2=Majestat(Pf) SaGa Frontier 2=Trubsal(四重奏) SaGa Frontier 2=Heimatlose(Pf+Fl) SaGa Frontier 2=Auβenwelt(Pf) SaGa Frontier 2=Auβenwelt(五重奏) SaGa Frontier 2=Tiefe(Pf) UNLIMITED SaGa=ジュディのテーマ(Pf) UNLIMITED SaGa=ルビィのテーマ(六重奏) UNLIMITED SaGa=J&A(Pf) UNLIMITED SaGa=DG "sadness"(Pf) UNLIMITED SaGa=閑話休題(Pf) 武蔵伝2=Symphony of Fire 1(六重奏) 武蔵伝2=Symphony of Fire 2(六重奏) 武蔵伝2=Finale(Pf) FF7DC=Mysterious Ninja(Pf) FF7DC=A Proposal(Pf) FF7DC=Return to the Origin(Pf) FF7DC=Memories with Lucrecia(Pf)
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
解説(前編) 07/7/13
今日は「Vielen Dank」について、過去のメモなどを掘り起こし、資料集的というか、雑多なものを用意しました。だらだらやってると「Vielen Dank」だけで一年とかかかりそうなので、なんとか一気に書きました。ちょっと長いので二回に分けて更新します。
Vielen Dank アレンジ曲解説………………………………………………………………
「Feuersinfonie I」 武蔵伝2の開発が終わったあと、たまにハ調でなんとなしに手探りでピアノで弾いていました。いつかピアノアレンジできればと思っていたので「Vielen Dank」では迷わず採用したのですが、いざとりかかると意外にまとめにくく、苦労しました。
「Stummer Dialog」 この曲は「神獣の村」のアレンジ曲である「Silent Dialogue」をさらにアレンジしたものですが、「神獣の村」は元々ピアノの原曲がありました。ややこしいですが、ピアノの原曲→「神獣の村」→「Silent Dialogue」と来て、今回またピアノに戻ったということです。この原曲がサントラの2曲と全く雰囲気が違うので、捨て置けないような気がして「Vielen Dank」に加えたんですが、全部一から書き直し、また雰囲気も変わったので、やはり全く新しいアレンジという位置です。ちょっと混乱…(笑)。
「Aquas Erinnerung」 原曲が既にピアノ中心の曲なので、アレンジしてもほぼ同じ…?、ということで採用するかどうかは最後まで悩みました。ただ、その原曲は打込みピアノだったので、生の譜面として残しておきたいなぁ…と思い決めました。
「Ewiges Leid」 「Aufsteigende Flügel」と同じく、アレンジの際「淡々としてしまうのではないか」という恐れがあったのですが、逆にピアニストが歌える余地があるということで濃い演奏になり、そのため聴いてる人もどこがポイントか分かりやすいようで、想像以上にまとまった結果となりました。ゲームファンでもある現地のコーディネーターに大変評判がよかったです。
「Feuersinfonie II」 これはアレンジするか大変悩んだのですが、途中までやってまた構成に悩み、しかし捨てるに惜しいし…と、気づいたら完成してました。「Feuersinfonie I」と共に、ピアニストには最も気楽に演奏してもらった曲です。
「Zufall」 「SF2」では原曲に近づけるため(複数人の手が必要な無制限的なピアノ音源の活用)、連弾にアレンジしていましたが、後になって「こういうのは一人で弾けるとカッコイイ」と強く感じてたのと、サガフロ2の中で最も気に入っている曲の一つだったということで、リアレンジすることにしました。ゲーム的に考えると一定の曲の長さや飽きさせないような展開が必要になってきますが、今回はそういう制約がないことで、一気に畳み掛けるほうがこれまたカッコイイだろうと考え、一部途中の展開を省きました。様々な点で練り直しができたので、いい感じに仕上がったと思います。
「Botschaft」 「Rosenkranz」のアレンジが「Botschaft」と「β1」であり、「Botschaft」のアレンジがこれです。ややこしいですが、前回のバージョン「β1」が割と機械的であったことや、「Botschaft」版の展開部後半を再現したかったということで再度とりあげました。ただ、サガフロ2は他にもアレンジしたかった曲が十数曲あり、私の中で熾烈な生存競争をしていたのですが、当時幼稚園生だった長女が、「ら〜そふぁみ〜れ〜ら〜れ〜れ〜…」と歌っていたので、「好きなんか?」と訊くと「うん」と。そのまま完成に至ったというわけです(笑)。
「Interludium」 サガフロ2のサントラで1番気に入ってるのがこの原曲です。原曲はディレイがかかっていて、それで空間が成り立っているところもあり、ある意味この曲はシンセの曲だと考えています。それでも伴奏の展開はやはりピアノで機械的に動くところに面白さを感じていたので、是非やっておきたいなと。フルートが途中から出てきますが、活躍するのは展開部のみです。当初はそれだけだとFl+Pfのバランスとしては悪いかと思い、ピアノの旋律をなぞらせたり試していたんですが、原曲の構成を壊しても何もいいことなかったので、フルートはもったいぶる事にしました。また原曲を尊重すると生のフルートは若干音域が高いのでピッコロで淡々と、大人しめに録るのもアリか?…という考えもありました。収録当日、フルーティストのAndrea Ikkerさんもそのように仰ってたので試しに吹いてもらったのですが、やはり音域的にまとまりすぎて躍動感が出しにくいんですね。ということで、フルートでお願いしましたが、Ikkerさんの演奏技術が高音を狙う緊張感に打ち勝って、非常にいい収録ができました。時々、原曲(サントラ版)が出来た時のことを思い出すのですが、どんな感じで作っていたかもよく覚えてます。次の展開が全て浮かび、それを大急ぎでMIDIに記録し続けるだけ…という感じです。こういう試行錯誤みたいなのがほとんどなかったような曲は数えるほどしかありません。サガフロ2ではこの曲だけ、武蔵伝2で二発出ていて、それもあって武蔵伝2は個人的にいい出来だったと感じているわけです(笑)。
………………………………………………………………………………………………
次回は「Feldschlacht V」から「Aufsteigende Flügel」です。
それと先日、知り合いのWebラジオにゲスト出演しました。「Vielen Dank」とそのアレンジ元となった曲を中心に紹介させていただいてます。例によってまた何を喋ったか、ほとんど覚えてないんですが…(汗)。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
配信中… 07/7/6
先日、「Vielen Dank」の関係者による飲み会がありました。帰国後、一度も集まって飲む機会がなかったので、ミュンヘンの雰囲気をもう一度…ということで西新宿のドイツ料理店へ。と、そこでちょっとビックリすることが。途中、手洗いに立ったときに、天井のスピーカーから小さい音でピアノ曲が流れていることに気づいたのですが、「なんか自分と似たようなピアノやる人いるんだなぁ」と(註)、手を洗っていましたら、次の曲が流れ出し、よくよく聞くと「雷平原(ピアノコレクション版)」なのです。酔ってるのかと思い、しばらくその場で聴いていたのですが、やはりそれに間違いありませんでした。「シカケるようなものでもあるまいし…?」と、店内を見回しましたが変わった様子もなし。首を傾げながら席に戻りますと、皆も「え、ホント?」。丁度店員さんが注文を受けに来ていたので、プロデューサーの松下さんが「いまかかっているのは有線ですか?」と訊くと、「いえ、私のCDです。私、店長なんですが、FFが好きでして…」FF7から10のピアノコレクションを繰り返し流しているとのことでした。
浜「自分が用足しに行った丁度で自分の曲て…」
松「こんなことあるんだねぇ」
と、皆感心していたのですが…。
この日はミュンヘンレコーディングに途中から見学に来ていた、新進気鋭のトローンボーン奏者の新井達也氏も来ていました。皆で金管の世界の狭き門のことや、若い彼の前途について色々話しておりましたら、隣の席の紳士二人が突然「トロンボーンが一人足りないんですが」と声をかけてきたのです。皆、一瞬目がテンになったのですが、聞くとお二人は、某国際級コンサートホールの企画担当の方と、有名な音楽情報雑誌の編集部長の方でした。ボーン人生のこれからを語っていたところに即仕事、しかも「なぜピンポイントでボーン?」と、「なんのボケか」と突っ込みそうになるくらいの”突然の偶然”に、こちらも向こうも呆れるくらいでした(笑)。さらには遠藤さん(「Vielen Dank」ピアニスト)が、来年そのホールで伴奏者として出演する演奏会があることを伝えると、それがその企画担当の方の担当であることも解り、飲み会が一転、名刺交換会に…。
浜「雷平原でオチたと思ったんですけどねぇ…」
松「持っていかれたねぇ」
註:「自分と似たような…」と思った曲は曲順的に「グアドサラム」だったようです。仲野さん原曲!
さて、「Vielen Dank」発売から一ヶ月経ちましたが、過去のピアノ曲も楽しんでいただこうということで、「サガフロンティア2」のピアノ小品集「Piano Pieces "SF2"」がiTunesで配信中です。また「Rhapsody on a Theme of SAGA FRONTIER 2」 からもピアノソロの第3楽章も入っております。随想録の更新をサボっている間に、もう発表日を過ぎてしまいました。ということで、「Vielen Dank」のアレンジ曲については次回に…(汗)。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
発売 07/06/04
「Vielen Dank」が発売されました。即日売り切れの販売サイトもあり、在庫が僅少になっているようで驚いています。ご購入いただき、本当にありがとうございます。追加プレスがされるようですので、手に入らなかった方は今しばらくお待ちください。既にラジオも配信されておりますが、考えてる事を口に出して言うのがヘタなもので…恥ずかしくてほとんど聴いておりません(汗)。
握手会の翌日、どんな方がいてどんなメッセージをいただいたか、ぼんやりと思い出しながらメモなど取ってみたのですが、結構覚えていました。いつも物忘れが酷いのによっぽど嬉しかったんでしょう。再販や新規アレンジ、譜面化などの要望や、曲を作る心構えや普段どんな音楽を聴いているのかなど質問もたくさん頂きましたが、今日はすぐに答えられるものを少しお話しようと思います。
まず多かったのが曲作りのヒントになるものは何か?ですね。絵画を見て?…とかいう格好よさげなシチュエーションはあまりありません(笑)。敢えていうなら特になし、でしょうか。大抵のBGMは仕事場のブース内で、ゲームの資料以外特に何の参考材料もない状態で作りますが、そういうのはほとんど善くも悪くもBGM然としたものになります。たまにですが、夜寝る前とか、歩いていて突然思いつく場合もあります。そういうときは携帯メールにメモしたりしますが、10中8、9は役に立ちません。やはり近くに鍵盤が無いと雰囲気を忘れてしまってダメみたいです。ダージュオブケルベロスの「A Proposal」なんかは出勤途中、会社まであと20メートルというところで思いつきました。絵的な影響がないと割と自分らしいと思えるものになる訳ですが、そういうのに限って絵に合わなかったりするんですね。この曲もあわやボツにしてしまうところでした(笑)。「Vielen Dank」の発売日の30日にも久々に「思いつき」の瞬間があり、調剤薬局で薬を待っていて(大丈夫です(汗))、置いてあったテレビを何気なく見ていて思いつきました。戻ってすぐ一時間くらいで輪郭が出来て「使えそう〜」とニヤニヤしてましたね。
好きな作曲家は?という質問も頂きました。坂田晃一、宮川泰、すぎやまこういち、クラシックではストレートにバッハやモーツアルトなんかが好きです。好きな作曲家は他にもたくさんいるのですが、「自分がなかなか真似できそうにない」という人が多いです。なんとか少しでも秘密を探りたくて模倣しようとするんですが、それ自体が自分に正直な態度であるので、自分らしさの追求にもなるのかなと思っています。逆に特に好きでもない作曲家の曲にとても影響を受けていたりすることもあります。どうすれば曲が作れるようになるかとも訊かれたたのですが、(自信を持って言えた立場でもないんですが)好きな音楽について「真似できない」とか、こんな音楽は自分には出来ないと諦めないことだと思っています。その一部でも達成できればそれを少しずつ積み重ね、個性にすればいいのかなと。
また後日、難易度をどう設定しているのかという質問も人づてで聞きました。今回の曲に限らず、ピアノ曲の難易度は抑えめになっていると思います。一枚のCDに収める為に、まずピアニストの練習時間を考慮しなければならないこと、大抵ピアノアレンジはゲーム本体の仕事の合間で作業にあまり長い時間がかけられないこと。言い訳のオンパレードですが、何より作曲者本人が弾ける難易度になってしまうこと、ですね(笑)。あと、出版する場合は譜面作りがまた物凄い大変です。レコーディングだけなら、その場で演奏家が解る譜面にするだけでいいのですが、製本するとなるとそれこそもう何十回と修正を入れなければなりません。音の数だけ修正すればいいというものではなく、旗の向きや諸記号の微妙な位置のズレだけでも無数にあります。また曲を耳で覚えてしまっているので、先入観で譜面を見てしまい、音そのものの間違いにもなかなか気づかないんですね。FFXのピアノコレクションはピアノの製本の専門の人に間に入ってもらったので、微妙なところまで全部やることもなく随分助かったのですが、光田康典氏の「Sailing to the World」のピアノ譜を作ったときは、二人掛かりで何度チェックしてもミスが出て来て大変でした。「これ最終版です!」と何度言い直した事か(笑)。
握手会でプレゼントさせていただいたサイン入りの楽譜は全部で4種類、「Vilen Dank」の中から一枚に収まる短い曲を選びました。051209とあるのはレコーディングで使った唯一の手書き譜面で、アルバム最初の曲です。手書きの譜面は元々たくさんあったのですが、ピアニストが使ったそれはこの曲だけです。過去作のピアノアレンジや譜面化の要望もかなり頂いたのですが、よくよく考えると「Vielen Dank」も音源を出しておいて譜面を出さないのは確かに不自然ではありますね。今のところ、話には上がってないですが…。
次回からはアルバムのライナーに書ききれなかった、アレンジ作品の解説をしていきたいと思います。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
握手会 07/5/15
13日に行われましたスクウェアエニックスパーティ2007での握手会は、お陰様で想像をはるかに越える盛況で無事終えることが出来ました。整理券の為に、持っているCDをわざわざ買い直してくださった方、朝一でミュージックCDショップに走り込んで来て下さった方もおられました。たくさんの方にお越しいただき、本当に感激しました。心から感謝申し上げます。
また短い時間でしたが、お一人お一人とお話しすることができて、本当に嬉しかったです。応援メッセージだけでなく、質問や要望もいただき、今後の制作活動に於いて、大変参考になりました。お手紙も何通かいただきましたが、自分が考えていながら語彙不足でこれまでうまく言葉にできなかった「ゲーム音楽に対する自分のスタンス」を見事に代弁してくれているものが多く、これもまた非常に励みになりました。常日頃、最大のテーマであり難問としている…はい、「臆さず破壊活動に勤しむ」…を、改めてやっていきたいと思います(笑)。こういう機会がなかなかないので、またゆっくり皆さんのご意見を聞ければなぁと思いました。
と、堅苦しい上まとまらないのですが(汗)、まず一言!と思いましたので、急いで随想録を書きました。皆さんとのお話の時間が短くてきちんと回答できなかったこともありますので、そのときの掘り下げたお話を次回…早いうちに書きたいと思います。本当にありがとうございました!
 →当日携帯で撮った唯一の写真…。 ミュージックCDショップ裏のスタッフルームから。
※「Vielen Dank」特設ページにイベントレポートを掲載しました。
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
|
|