ケイオスリングス3サウンドトラックをお買い上げいただきありがとうございます。
作曲家のElements Garden上松です。
ケイオスリングスもシリーズ3作目を迎え、
より音楽をパワーアップするにはどうするべきか?
を沢山考えました。
その中で、見つけた答えは、
より「メロディ」を強くするために、
より「作曲」に集中するために、
編曲を信頼出来る作家に任せること。
という結論に行き着きました。
より沢山の音楽の幅を見せたかったので
3人(藤田淳平、藤間仁、Evan Call)の作家にお願いすることにしました。
自分は作曲に集中するために、
右手、左手で、それぞれ指一本ずつしか使えないようにガムテープで固定して、
メロディ、ベース、だけの2種類の音で曲になるように
敢えて音数を制限して、ピアノで作ってみました。
その結果、上松色を残しつつも、
新しいケイオスリングスの音楽を提案できたと、
手応えを感じました。
今回は、一緒に音楽を作った仲間達のライナーノーツも掲載しますので、
そちらも合わせてケイオスリングス3の音楽の世界をお楽しみください!
上松範康(Elements Garden)
ケイオスリングス3では主にアレンジャーとして関わりました。
上松の紡ぐメロディーにはスケッチの段階から強い表現力がありましたので、それに沿う形で各曲をシーン、世界、キャラクターに合わせて色をつけるような感覚で編曲をしていきました。たくさんの笛やギター、各国の民族楽器。ストリングスにコーラスが、物語をよりドラマティックに彩ります。
制作中にはいろんなものとの戦いもありましたが(主に疲労)とても素敵な仕上がりになりました。どうぞお楽しみください。
藤田淳平 (Elements Garden)
音楽を担当させて頂いたElements Gardenの藤間です。「ケイオスリングス」シリーズの中で今回初めて参加させて頂きました。これまでの作品の世界観を大切にしながらもジャンルにとらわれず様々な楽器を取り入れて表現してみました。それぞれ個性のあるキャラクターや多様なフィールド、バトル等々…。その中でも楽曲をつくるにあたって一番意識したのは、やはりシーンを印象付ける「メロディーライン」です。アレンジの部分でもどれだけメロディーを印象深く聞かせられるか。という所に重点をおいて肉付けしていきました。ぜひゲームの世界とあわせて楽しんで頂けたら嬉しいです!
藤間仁(Elements Garden)
初めまして。Evan Callです。「ケイオスリングス3」で21曲をアレンジさせて頂きました。私の担当は重いバトル系の曲が多いのですが、落ち着いている曲もちょこちょこあります。このゲームでは色々な面で楽しませて頂きました。ループしているBGMだけではなく、テーマ曲のメロディを使って、映像に合わせて作曲したものもありました。そして、何曲か歌でも参加させていただきました。1曲だけは完全に私の歌のみになっています。35回重ねてコーラスっぽくしました。大変でしたが、楽しかったです!どうぞ、楽しく聞いてください!
Evan Call (Elements Garden)