明日は今日より良くないかもしれず、悪いこともありうる。
だが、明日には一つだけかけがえのない魅力がある。
・・・・・・まだ来ていないということだ。
〜E・M・フォースター〜
英雄とは自分の出来ることをした人だ。
凡人はそのできることをしないで、
できもしないことばかり望んでいる。
〜R・ロラン〜
糞ったれなほどに、愛すべき英雄どもよ!
明日を夢見る英雄どもよ!
流浪の番組・・・・・・「ヘビメタさん」へようこそ。
そして・・・・・・「お前ら」が産み出した、「お前ら」の番組、
「ヘビメタさん」へようこそ。
この番組の提供は・・・
「お前ら」英雄たちの愛だけ、でお送りします。
お待たせだ。またくもってお待たせした。
世が世なら、サングラスの下、ラメ塗って
「待たせたなぁ」の一言ぐらい言ってみたい気分だ。
とはいえ。
すぐに動画を見るのはちょっとお待ちいただけないだろうか。
まずは、いつものごとく、私の言い訳三昧の駄文を、お読みいただけたら幸いだ。
期待という名のハードルを、いま少し低めに設定し直していただけたら
まったくもって、幸いだ。
正直、「メタメタ弾きまくっている」というものではない。
実際、諸々の事情から、このぐらいが限界であった。
ごめんなさい。
実際、見ていただけたならわかると思うが、
鮎貝、久武の両氏も歌で参加してくれている。
しかし、それも歌詞は歌えなかった・・・推して知るべし。
そんな、限られた状況で、最後まで付き合ってくれたマーティ、鮎貝、久武の三氏には
感謝の念を禁じえない。ギリギリの攻防。まさにギリギリボーイズが魅せてくれた
今夜の一曲。
最後に相応しき名曲である。最終回の悲しみをせめて感じていただけたなら本望だ。
ということで、
「メタル魂 in これなら弾いてもだいじょうぶ」
期待のハードルを下げつつ、ご覧ください・・・・・・
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さて、「ヘビメタさん」の火を消すな!と、
高らかに吼えまくりながらも、
ひとつ話をするごとに、ろうそくの炎を吹き消していく。
・・・・・・もちろん、妄想の中で。
そんな「ヘビメタさん百物語」・・・・・・
マーティ、鮎貝、久武の三人を迎え、
「ヘビメタさん」を振り返り、裏話の数々を紹介していこうというコーナーだ。
テレビの最終回、「最後のメタル魂」で
ローリーとマーティがふたりでサブちゃんの「まつり」を弾いたわけだが、
今回、そこで私が見たマーティの完ぺき主義者としての一幕をご紹介しよう。

@@@@@@@@@@@@@@@@
その日、私は都内某所で行われている
「ヘビメタさん」最後の収録を、見学することにした。
ヘビメタさん公式ホームページの原稿を朝までに書き上げ、
おっとり刀で駆けつけた頃には、もうすでに撮影は終盤に差し迫っていた。
長時間に及び朝から続けられていた撮影も、
その頃には外も暗くなり、
スタッフの間には多少の心地よさもある疲労感が漂っていた。
もちろん、
この番組ならではの陽気なファミリーたちにとっては、 最終回ということも相まって、
祭りにも似た高揚感に溢れていたことも事実だ。
まぁ、とにかく、ちょっと疲れもあったけど、
楽しげに撮影が行われていたってことだ。
そんな中、相変わらず遅れてスタジオに入った私にとって、
グッドタイミングと言うべきか、
ステージ上では、ローリーとマーティが
まさに、サブちゃんの「まつり」を演奏しようとしていた。
果たしてふたりは演奏した。
激情ほとばしるメロディー。
まさに「祭り」に相応しき完璧なる饗宴。
実際、いつもヘビメタさんの収録は「祭り」に似ている。
その場の空気感がもっとも重要な
バラエティー番組という性格上、
撮影も進行どおりに進められ、出演者、スタッフとも
徐々に高揚していくのがわかる。
ディレクターという指揮者によって、
その場、その場で臨機応変に笑いが産まれてくる様は、正直、圧巻だ。
ほとんど止められることもなく、
その場にいる全員が心底楽しみ、笑いの渦がスタジオに充満する。
その空気を抽出することで、番組が生まれるのだ。
あるとき、私は番組ディレクターにこう、漏らしたことがある。
私「収録、めちゃくちゃ、おもろいっすねぇ」と。
果たして、空耳アワーを世に送り出した職人気質の男は言った。
「でもさぁ、これ編集すると面白さが10分の1になっちゃうんだよなぁ。
現場が一番おもしろいんだよ。それをどう伝えるか。それが俺の、こだわり。
あぁ、ホント伝えたいよなぁ これ・・・・・・」と。
10倍の面白さ・・・・・・
いかに、スタッフ、出演者が心から楽しみ、かつ生き生きとした現場だったか
想像していただけたなら幸いだ。
リアルに感情がほとばしり、リアルに進められていく「収録」と言う名の儀式。
そして、その場において、誰しもが最も高揚するのは・・・・・・
もちろん、マーティがギターを掻き鳴らす瞬間なのだ。
それが、今目の前で行われたというわけだ。
つまり、
まさしく「ヘビメタさん」という神を祝福する祭りの
絶頂の瞬間が、今、目の前で行われたのであった。
ローリーとマーティ・・・二人の神官が神々しいまでの演奏を終える。
スタジオにいる人々は、感嘆のため息のあと、感動の拍手を
ふたりに注ぐ。手の骨が、砕けるほどの喝采を・・・
素晴らしい演奏が終わり、次のコーナー収録のため、
スタッフがその準備に足早に取り掛かる・・・と思われた
その瞬間・・・・・・
神官のひとり、マーティが、浮かぬ顔でその重い口を開いた。
マーティ「・・・ごめんなさい。ホントごめんなさい。
もう一回いいですか?」と。
マーティは続けた。
マーティ「今の、すごく完璧でした。
99.9パーセント完璧でした。けどぉ・・・
残り、0.1パーセント、よくなかった。
ごめんなさい。
でも、その0.1パーセントは、ボクにとって
すごく大事。
ごめんなさい。もう一回お願いできますか?」と。
・・・・・・気づかなかった。正直、まったくもって気づかなかった。
ローリーを見ると、
やはりマーティのポイントを理解しているらしく、同じく納得のいってない様子であった。
0.1パーセントへのこだわり。
それは、もしかすると演者にしかわからない微妙で些細なミステークなのかもしれない。
もしかすると、不健全なる深夜の番組では、どうでもいいことなのかもしれない。
しかし、
そのこだわりがあったからこそ、健全なる深夜番組「ヘビメタさん」は、
愛すべき存在になりえたのではないかとさえ、思うのだ。
例え、面白さが10分の1になろうとも、
言葉にはし難い感情が、
画面の奥からあふれ出していたのではないかとさえ、思うのだ。
・・・・・・良質だった。まったくもって良質であった「ヘビメタさん」。
職人達の、幾重もの「こだわり」が30分という番組に凝縮され、
我々に届く。
それは、表層的な「面白さ」だけでなく、
長時間かけて、コトコトと煮込まれた旨み成分いっぱいの極上スープを、一口だけ、飲んだような感覚。
あぁもう一口飲めたら・・・・そんな想いが、
ひとびとの口中に、後味となって残る。
そんな感覚。
友よ、いつかまた、あのスープを、一緒に飲もうではないか。
今はまだ、これしか出せないけど。
せめて、暖かい、思い出という名のスープ を、どうぞ、ひとくち・・・・・・
残り96本・・・・・・
・・・・・続けるさ。
もう、暗闇はこわくない。
なぜなら、君たちがいるのだから。
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ヘビメタさんの、ある意味、大黒柱であった
当コーナー。
さらにパワーアップだ。
番組的に言えば「ヘビメタに詳しいヘビメタ博士」本人の降臨だ。
「深夜のごきげんよう」「鋼鉄のたこやき」が、
メタルへの愛をぶちまける!
その溢れる魂の筆致に涙せよ!久武よ!君こそ真の・・・ヘビメタさんだ!!!
@@@@@@ 轟け!久武渾身のメタル愛!@@@@@@@
終に「WEB版ヘビメタさん」も最終回らしい。
そんな回に何が相応しいのか…と、この一週間ずっと考えてましたが、
やはりこれしか無い!という事で
「暗黒のプリンス」ことOZZY OSBOURNEを取り上げようと思います(何のヒネリも無くてゴメンね)。
OZZY OSBOURNEはBLACK SABBATHのヴォーカリストとしてシーンに登場。
1stアルバムは’70年の発売なので(多少のブランクはあったとしても)、
もう35年もロック・シーンの第一人者として活躍してきた事になります。
BLACK SABBATHと言えば現在の欧米に於ける「再結成サバス大盛り上がり大会」を
見ても解る通り、押しも押されぬビッグ・ネームです。
個人的には「'80年代メタル・バブルの息の根を止めた」と思ってるNIRVANAの“NEVERMIND”。
あのアルバムの大ヒットをキッカケに所謂グランジ/オルタナ・ブームが巻き起こり、
ヘヴィ・メタル・シーンはすっかり勢いを失ってしまいました。
そんなグランジ・バンド達に対し、当時の私も心の中で中指を立ててたモノでしたが、
いやいやどうして、ちゃんと聴いてみればあのシーンのバンドのカッコ良さも理解出来ます。
実は「BLACK SABBATH+LED ZEPPELIN+サザン・ロック」が、
実はグランジの核だとも個人的には勝手に思ってるんで、
そんな彼等の再結成があんなに大好評なのは当然な気がします。
それに日本でも「BLACK SABBATHはロック界の大御所!」的な認知をされる様になって来たのは
(昔からは想像もつかない程の多大なリスペクトっぷりには
「皆、本当に好きなのか?周りが言ってるから合わせてるだけじゃないのか?」
という一抹の不安はありますが…)素晴らしい事だと思います。
いつの間にか話が逸れてしまいました。オジーですよね。
そんなサバスは成功の代償としてお決まりのアルコールとドラッグに蝕まれつつも、
名盤・佳作・迷作各種をバランス良くリリースしてましたが、
'78年リリースの“Never Say Die”を最後にオジーはBLACK SABBATHを正式脱退。
元QUIET RIOTのランディー・ローズ(Gt)をパートナーに迎えソロ活動をスタート。
'81年に名盤の誉高い“BLIZZARD OF OZZ”をリリースし、ソロでも成功を収めます。
ランディー・ローズを始め、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルド…
といった個性溢れるギタリスト達を見出し、彼等を花形プレーヤーとしてシーンに送り出したのも彼
(と言うか嫁でもありマネージャー兼、裏プロデューサーのシャロン・オズボーン)
の功績でもあります。
'90年代になると
「ツアーに疲れた」という理由での引退宣言と感動のファイナル・ツアーを行いますが、
ものの数年で「家でゴロゴロしてる事に飽きた」と復活
(ちなみに此処ら辺の流れ、会社勤めしてた時は「早く定年退職してゆっくりしたい」
と言ってたのに、退職するや否や「人間働けるウチが華じゃ!」と言って
再就職先を探しに行くオヤジ像を彷彿させて非常に微笑ましいですね)。
'95年リリースの復活作“OZZMOSIS”以降は、
巧妙にヘヴィ・ロック寄りに照準を合わせた音楽性でアルバムを作り
「流石オジー!まあ多分、策を練ってるのは嫁なんだろうが…」と我々を唸らせてくれます。
この様に成功し続けて来た彼はいつしか「ロック界のカリスマ」としての地位を獲得します。
そしてあの衝撃的な“THE OSBOURNES”により、
なんと今度はお茶の間アイドルとしての地位まで獲得する事に成功。
娘までデビューさせてしまい「向う所、敵無し!」とは正に今の彼の為にある様な言葉だと思います。
良く考えてみると、
彼ほど国籍、老若男女を問わず皆から愛され続けてるミュージシャンも居ないのではないでしょうか。
あの年になっても己の事を「俺は暗黒のプリンス、オジーだ!」と言い切ってしまう凄さ…
正に「ヘヴィ・メタル界の世界遺産」です。
彼が身体を張ってロックし続けてきてくれた事も、
確実にヘヴィ・メタル・シーンの盛り上げに一役買ってきたのですから、
皆で彼の事を愛しぬきましょう。
これはヘヴィ・メタルにハマってしまった者の義務だ!と言い切ってしまいたいです。
しかし彼ほど、日々の仕事で荒んでしまった私の心を
ピュアなキッズ時代に戻してくれる人も居ません。
来日公演があればレコーディングをキャンセルしてでもライブに馳せ参じます。
先述した「引退ツアー」時の武道館公演では、
一曲目の“Bark At The Moon”が始まった瞬間、
余りのカッコ良さに記憶が見事にトんでしまいました。
復活したツアーの武道館公演では“Perry Mason”を演ってくれず、かなりショックでしたが
「そんな細かい事はどうでも良い」のです!
'02年の武道館公演では今まで何千回も歌って来たであろう“Paranoid”の歌詞を間違えて、
観てる我々の頭をも真っ白にしてくれました。流石だぜ、オジー!最強!
後日発売された“LIVE AT BUDOKAN”では何事も無かったかの如く修正されてましたが、
このイケシャアシャア感も…最高です。
彼の来日公演は私にとっての「祭り」なのですから。嗚呼、また観たくなってきた…。
最後に、今回でこの「WEB版ヘビメタさん」もラストという事ですが、
何も悲しむ必要はありません。
だってオジーも引退宣言をしましたが、
何も無かったかの様に未だ「Let's go crazy!!!」とシャウトしてます。
だからまたいつの日か
「ヘビメタさん」の名の下に皆さんとお会い出来る日が来る事を願ってます。
その日まで“No More Tears”!…って事で。
あと今まで応援し続けてくれた皆さん、
本来なら表に出る人間ではない私を気長に見守ってくれたスタッフの方々に絶大な感謝を捧げます。
有難うございました!!
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  |
ここのコーナーは、鮎貝自らがペンをとり、近況報告するコーナーだ。
私は、ここで、一つの真実を暴露する。
あのナイスガイ鮎貝、驚天動地の酒好きであることを。
実に、あぶさん。実に、酔拳ならぬ酔健・・・・・・
今夜も男はどこかの店で、グラスをかたむける・・・・・・
悶えよ!冷酷なるナイスガイの、酔いっぷりに!
・・・・あっ、今回も、ぜんぜん酔ってませんでした。
@@@@@@ 咆哮せよ!鮎貝の魂の筆致!@@@@@@
オレって・・・颯爽とアップされたweb版ヘビメタさんを見てつくづく思った。
オープニングの酔っぱらい、ネタバラしてどうすんだよ(>o<)
だめだな〜、今週も酔っぱらうのに・・・
しかも最終回だよ。結局、鉄子の部屋を訪ねる事もなく・・・。
それにしてもヴィンセントったら、お寝坊さんだったのね。
第3回がアップされるまで全然気づかなかった。
なんか頼正君がいつになくココゾとばかりに執拗にヴィンセントの周りでクダを巻いていると思ったら・・・、
いやいや、ヴィンセントにはむしろ感謝の気持ちでいっぱいだ。
謝るべきはむしろオレの方だ。
今週こそはと思い、先週の火曜日にこの原稿を書き始めたのだが、
結局4行目以降は月曜日、本当に申し訳ない。
あと頼正君の事もいろいろと書いてきたが、本当は大好きだよ!
さて、では最近の鮎貝のメタル活動の近況報告でもしておこう。
熱心なメタラーならばもうご存知かと思うが、2005年10月23日一つの伝説がよみがえった。
そう、日本を代表するレディース・バンドが14年ぶりに復活の狼煙を上げたのだ。
「ヘビメタさん」にも登場してくれたSHOW-YA、結成20周年大復活祭in 渋谷NHKホール。
そこで光栄な事にSPECIAL MCとしてこの鮎貝に白羽の矢がたったのである。
ところが、これはあまり知られていない話だが、事もあろうかその鮎貝は入り時間を間違えてしまい,
スタッフを45分も待たせてしまったのだ。だから分かるぞ,ヴィンセント。その気持ちが痛いくらい分かる。
これはさすがにSHOW-YAのメンバーにも言えなかったが、
実はその前日、バンド演奏もできる西麻布日赤通りのとあるバーで、
遅くまで、DJの大先輩であるクリス・ペプラーの誕生会でツェッペリンのナンバーをジャムして盛り上がっていたのである。
もちろんこの事が直接翌日の遅刻につながる訳ではないが、
時間を間違えてしまった事に気づきながらものんきにシャワーを浴びていたら、
ラジオから聞こえてくるクリスさんの声を聞いて「プロだな〜」と、しみじみと感心してしまった。
さらにこの話には続きがある。なんとこの日、鮎貝よりもさらに遅刻をしてきた一人の男がいた。
しかも、理由を聞かれたその男は一言「忘れてたわ〜」。大物だ,まぎれもなく大物だ。
男の名は二井原実。そう、80年代に日本はおろか、ヨーロッパやアメリカにまで進出し、
世界中にジャパニーズ・ヘビー・メタル旋風を巻き起こしたあの伝説のバンド、ラウドネスのフロントマンだ。そしてもう一人、その存在なくして日本のメタル・シーンは語れない大物が、
スペシャル・ゲストとして駆けつけていたのだ。
Marcyこと西田昌史、日本のメタル・シーンの立役者EARTH SHAKERのヴォーカリスト。
この二人の登場に渋谷NHKホールが揺れた。
いよいよ14年間、みんなが待ちに待った瞬間がやってきた。
いきなり「私は嵐」で幕を開けた、14年ぶりのオリジナル・メンバーによるSHOW-YA復活の瞬間だ。
全くブランクを感じさせない。いや、むしろパワーアップしている。
離れていたとはいえ,メンバーそれぞれがアーティスト活動を続けていた事を考えればその力量も納得いくが、
それにしても相当練習を重ねたに違いない。覚悟は本物だ。
オレはニーチャンとマーシーと一緒にアンコールまでがぶり付きで復活の瞬間を見届けた。
途中寺田ネーサンが一度は封印したと言う「祈り」を歌い上げる姿には、
こみ上げてくるものを抑えきれず、目頭が熱くなる瞬間もあった。
この日の彼女たちの姿を見て、計り知れないエネルギーを貰ったのは俺だけじゃないはずだ。
火蓋はきられた、SHOW-YA第2章は始まったばかり。オレも負けてはいられない。
ここからは第2回で紹介した自分のバンドTOBYASが演奏を終えたばかりの新宿ロフトの楽屋で書いている。
このページで知ってきてくれた人もいるようだ。重ねてお礼を申し上げる。
ちなみに11月2日にリリースされる快音団という謎の覆面(?)バンドの
「昭和歌謡メタル全集」というCDでオレのメタルなDJっぷりが聞けますぞ!
曲のアレンジはレインボーやパープル、ツェッペリンっぽいというか、ほとんどそのままなのに、
なぜか歌メロは昭和の大スター○木等のヒット曲を彷彿とさせる。
昭和という時代を面白可笑しく歌い上げた歌詞にも注目願いたい。
レコ発ライヴも決定している。11月1日渋谷Deseo。
当日はオレもアルバムで歌わせて貰った2曲をはじめ、まじめなロック・クラシックスも歌う予定だ。
誰が言ったか「人生はゲームではない、ゲームが人生なのだ」。
正直意味はよくわからないが,いい言葉だ。
このページも今回でいったん終わるが、
この場を借りてマーティー、曜子チャン、久武さん、東京メタルドールズ、
「ヘビメタさん」のスタッフ,ヴィンセント、「ヘビメタさん」に来てくれた素晴らしいゲストのみなさん、
「ヘビメタさん」に携わった全ての人々、番組続行の署名活動に参加してくれたみんな、
その昔オレをヘビメタの虜にしてくれたW.A.S.P.のブラッキー・ローレンス、
そしてへヴィー・メタルを通じて出会った沢山の人々にお礼を言いたい。
ありがとう、そして必ずまたどこかで会おう。
その日まで叫び続けよう、心の声でヘヴィー・メタル・シャウト!!!
んNA〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!
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ついに、ついに、このコーナーを実現することが出来た。
制作発表当時からコーナー名だけは存在していたが、
個人情報保護法発動のもと、自主規制をせざるをえなかった幻のコーナー、「鉄子の部屋」。
もちろん、本来はメタルを愛する女性のお部屋にお邪魔してその素顔に迫ろう、
という男子諸君にはタマラナイ企画であったのだが、
本日お届けする、最初で最後の「鉄子の部屋」は、
当番組のマスコットにして、最強のキラークイーン「グリズリー鉄子Fe」の部屋だ!
それは、『虚構』と、『現実』が見え隠れする『虚実皮膜』なるキッカイな世界。
リアルとファンタジーが交錯するミステリアスな世界。
果たして、鉄子は実在するのか、しないのか?
果たして、長い電車の旅の果て、その果ての町に、鉄子と呼ばれた女性は存在した。
そう、「鉄子の部屋」は存在したのだ。それだけは、まごうことなき「現実」だった。
とにもかくにも、現実と虚構が入り乱れたキッカイな世界に、私は旅立った!
これは、「旅情メタル」だ!!
@@@@@@@ 妄想小説 鉄子の部屋 @@@@@@@
ある日の真夜中、裸電球だけが灯る私の部屋。
何処からともなく「パタパタパタ…」と人の走る足音がした。
「バサッ!」という音と共に配達された新聞・・・もとい、チケットが一枚。
それは、北関東のT駅までの乗車券であった。
翌日。10月のある晴れた日。
昨日までの雨と冷え込みが嘘のように、ぽかぽかと暖かい、まさに小春日和な一日。
私は、中央線、三鷹駅のホームに立ち、そこから、鉄子の部屋へ向かおうとしていた。
これからしばらくの列車の旅にそなえ、
スポーツ新聞と週プロとホットコーヒーを買い込んで、
東京行きの中央線に乗り込んだ。まずは新宿へ向かう。
(いつのまにか、ずいぶん高層ビルが増えてるんだなあ)
新宿に近づくにつれ、そんなことを思いながら私は窓外を眺めていた。
新宿で埼京線に乗り換えて、今度は大宮へ向かう。
30分後、大宮でちょっと贅沢をしたくなって、新幹線に乗り継ぐ。
オール2階建て車両として開発された“Max”のニューバージョンE4系。
先頭部分の鼻先がぐんと突き出たロングノーズ・デザインが印象的だ。
発車後まもなく、大宮駅限定の幕の内弁当で腹を満たした私は、すぐに眠りについてしまった。
約1時間後、北関東のT駅にたどり着く。
そこからさらに1駅、在来線を乗り継いで、閑静で近代的な駅舎に私は降り立った。
三鷹駅を出てから、有に2時間は経っていた。
改札を抜けて、私は北口へ出る。
ここからは、鉄子がくれた「地図」が頼りだ。そう、鉄子は、私に地図を書いてくれていた。
歩きながらすぐにわかったのだが、地図はものすごく正確で、ものすごくわかりやすかった。
改札を出てから向かう「方向」「曲がり角」「目印」すべてが完璧だった。
ダルマの看板が多いんだなあ、歩きながらそんなことを考える。鳥たちの声が、のどかだ。
閑静な住宅街に入り、もう辿り着いてもいいだろうという頃、私は、鉄子が言った目印を思い出しながら歩いていた。
「家ノ前ニハ、自転車ガ止マッテイマス。青イ、ボディーハ、スポーツサイクルノ、
ハンドルガ、ママチャリノ自転車ネ。ガンバテ。」
そんな自転車あるのかな? と思いながら歩いていくと・・・。
果たして、まさに、青くて、ボディはスポーツサイクルで、ハンドルはママチャリの自転車が目に飛び込んできたのであった。
「ここかぁ・・・」
そこは、極めて普通の、一軒家であった。
ちょっとした庭があり、ソテツっていうの?
南国の植物が植えられている。さらにレンガや小石がきれいに敷き詰められて、南仏プロバンス風のおしゃれな庭に仕上がっている。
ピンポーン。呼び鈴を押すと、
「ハァーイ」
「あ、鉄子さんですか、ヴィンセントです」
「ア、待ッテタヨ、ヘビメタクン、イマイクヨ」
「・・・(くん、って)」
玄関の前で待つ私。もうすぐ、素顔の鉄子に会える・・・。私はちょっと緊張した。
数秒か、数十秒か、数分か、が経った。
ガチャ。 ・・・素顔の鉄子は、チェック柄のウエスタンシャツに8分丈のデニム、
というシンプルな出で立ちで登場した(ノンノのモデルみたいじゃんか・・・)。
レザーファッションにポリス帽にグラサンをしていない鉄子は、その正体が鉄子だとはまったくわからない。
ただ、おなじみの金髪は変わらずに、美しく輝いている(いい匂いだ)。
「スグ、ワカリマシタカ?」
自分が鉄子だということをなのか、家の所在地のことをなのか一瞬考え、
「はい。説明通りの自転車が家の前に止まってたので」
と、私は答えた。
「ミンナ、ソウイイマス」
「今日は、おひとりですか?」
「イマハ、ヒトリデス」
「・・・」
ということは、普段は家族と住んでいるのだろう。家族って誰だ? ご両親? ダンナさん?
えっ、そもそも結婚してるの、してないの・・・?
そんな思いをめぐらせながら、素顔に迫るヒントになるモノはないか、鉄子の目を盗んで廊下を歩きながら、
目に入る光景を見回した。写真はないか? 服はないか? とにかく何かないか?
「ココデス」
証拠物件を発見する隙もなく、私は、すでに「鉄子の部屋」の前に案内をされていた。
そう、「鉄子の部屋」へ。ついに、ついに、足を踏み入れる時がきたのだ。
長かった。ここまで来るのに、本当に長かった。
私は、すべての雑念を取り払い、大きく深呼吸をして、気持ちを落ち着け、神経を研ぎ澄まし、
集中した。
(あ、ふすまじゃん。鉄子の部屋の入口、ふすまじゃん!)
私は、集中しながら、そんなことに気付いていた。
スーッと、鉄子が、ふすまを開ける。
灯りが消えた部屋の中は、暗くてよく見えない。
鉄子は「チョット待ッテ」と言うと窓際へ進み、勢いよくカーテンを開け放った。
シャーッ!!
その瞬間、不思議と、私の頭の中に、あるメロディが流れてきたのだ。
なぜか、Van Halenの『Can't Stop Lovin' You』が!!
部屋いっぱいに、太陽の光が差し込んでくる。
眩しい! 一瞬目がくらむ。
陽光の中に、ほのかな藺草の香りが。なんと、部屋は畳だ。広い。15畳くらいか?
次の瞬間、私の目に飛び込んできたのは、ギターだった!
しかも驚いたことに、壁一面に吊り下げられた何本ものギターだったのだ!!
1,2,3,4,5,6,7,8,9・・・・・・・・・26本!!
その数なんと、26本。
「ヨーコの今夜のいっぽん」のコーナーが、2クール出来てしまう数である。
その中には、まさにヨーコのいっぽんで紹介してきたギターもある。
ランディV、ギブソンSG、レスポール、BICH、ジャクソンのマーティモデル&キングV・・・。
「鉄子さん、コレどうしたんですか?」
「好キダカラ、集メマシタ」
「ギター、弾けるんですか?」
「弾ケナイケド・・・キレイダカラ。・・・アート、デス(メロイックサイン)」
鉄子のキュートなデスポーズの残像の中で、しばらく私は、ギターを眺めていた。
「音楽、カケマスカ?」
鉄子がそう言うと、
Van Halenの『Can't Stop Lovin' You』が、フルボリュームで流れ出した。
奇跡か、偶然か、デジャブか、私の頭の中をグルグルと回っていた曲じゃないか!!
いい曲だ。いい曲じゃないか! このタイミングで、この曲かい、鉄子!!
なぜか、なぜか、なぜか、私は目頭が熱くなった。なぜだか、まったくわからない。
都会を離れ、新宿を離れ、電車を乗り継いで、北関東の閑静な住宅街の、
ごく普通な一軒家に辿り着き、鉄子に会って、そうして、ここで、こんなにもたくさんのギターに囲まれ、
Van Halenを聴いているという事実。
ここから、この部屋から、鉄子は高田馬場のスタジオまで、半年間通い続けていたのだという事実。
その度に、ギターが1本1本増えていき、壁一面を覆い尽くすまでになったという事実。
何よりも、あの鉄子が、こんなにも普通のところで、たんたんと生活しているという事実。
生きる喜びは、主役を演じることだけではない。
ヘビメタさんの名バイプレーヤーであったひとりの女性の生活が、
喜びに満ちた極めて普通の生活が、この部屋にあるという事実。
・・・瞬間、鉄子が打ち上げの最後に言った言葉が、私の脳裡に湧き上がってきた。
「みんな・・・元気で。頑張って・・・・・・生活」
生きよ!生きよ!生きよ!生きよ!生きよ!生きよ!活きよ!活きよ!活きよ!活きよ!
そんなメッセージが、「鉄子の部屋」から溢れ出してきたのだ・・・。
私はどうしても、あふれる熱いものをこらえきれなかった。
「ドウシタノ? 泣イテルノ? ヘビメタクン」
「ありがとう、鉄子。」
声にならない声で、私はそれだけを言うのが精一杯で、鉄子の部屋を後にしようとした。
「チョット待って!」
鉄子は私を呼び止めると、最後に、笑いながら言ってくれた。
「・・・今日の勝者は・・・ヘビメタクンだと思うよ。」
私はそれから、歩いてきた道を引き返した。一度もふり返らなかった。
不思議と、すべての景色が、来る時とは違って見えた。
空の青さも、コスモスも、小鳥の声も、小川のせせらぎも、ダルマの看板も、観音様も・・・。
そうして再び、T駅から列車に乗って、私は新宿へ向かった(今度は、新幹線に乗らなかった)。
そうして眠りについた。
車内アナウンスに目を覚ましたその時、列車が、ちょうどトンネルに入った。
窓に映る自分の顔を眺めて思った。目が腫れてるな。
次の瞬間、列車がトンネルを抜けた。
一瞬にして、陽光が差し込んでくる。
眩しい! 目がくらむ(あっ、このカンジ!)。
私は、その光の中で、カーテンを開け放った鉄子の後ろ姿と、畳の匂いと、
「鉄子の部屋」を思い出しながら、窓の外を眺めていた。
窓外には、眩しいばかりの紅葉が、どこまでも広がり続けていた。
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女が欲しい・・・・・・いやいやそういう意味じゃなくて。
女が足りない・・・・いやいやそういう意味じゃなくて。
ヘビメタさんを彩ったもう一人の仲間・・・熊田曜子。
男臭いWeb版において、曜子がなつかしい。
どこへいったのだ? 口リフの女王よ。
世界の真ん中で土下座でもしているのか?メタルクィーンよ。
それとも、ちゃんとした計画でも、たてているのか?メタルディーバよ。
果たして・・・・・・
今宵、「いっぽん」のビデオテープが送られてきた。
愛の詰まった「いっぽん」。
曜子からの「今夜のいっぽん」・・・・・・
曜子の愛に・・・・・・震えよ!
「メタルの魂は日本にある」
そんなマーティの一言からはじまったコーナー、
それが、「メタル魂 in japan」・・・・・・
幾多の名曲、名シーンが繰り広げられたのは記憶に新しい。
ということで、、
改めて振り返ってみようというのが、このコーナーだ。
前回、半年間に渡る影の苦労を赤裸々に語ってくれたマーティ。
今回は、共演した日本人ギタリストたちの話を紹介しよう。
そして鮎貝が感じたヘビメタさんが、一つになった瞬間とは?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
ごめんなさい!
テープ起こしをする時間がなかったので、今回は、泣く泣く割愛!
続きは次回紹介します!!!!!
えっ?!「次回」?・・・・・・
詳細は、あとがきに!!!!!!!!
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